ひざ痛について

ひざ痛には様々な原因があります。

靭帯断裂、骨折、半月板損傷、脱臼などに関しては西洋医学に頼らないと治せません。変形性膝関節症は、あまりにも酷い場合手術した方がいい場合もあります。
それら以外の画像検査で異常が見つからない場合、整形外科に行っても無駄です。愛情カイロプラクティックに来られる膝の悪い患者さんの場合、ほぼ足首やかかとふくらはぎに原因があります。よく膝が悪くなるパターンで、体重が急に増えたり、歩きすぎたりして悪くなります。これは重力の影響によって起こります。立っている時は最初に足に重力がかかってきます。それから上に負担がきます。
 愛情カイロプラクティックでは膝の痛みの場合、足首やかかと、足裏からアプローチします。するとほとんどの患者さんで、膝が軽くなり歩きやすくなります。正座ができない人のパターンでは、正座の時にふくらはぎがつまった感じがする人が多いです。これは、ふくらはぎの筋肉や、膝裏の筋肉を緩めていけば正座しやすくなります。
 また、経絡も関係しています。膝周りには、胃、脾、肝、胆、膀胱、腎の経絡が走行しているので、これらの臓器が影響していることもあります。定期的に来ている小学生の男の子で、たまたま膝が痛いということがあり、痛む場所が胃の経絡上だったので、調べたら食べ物が影響してたこともありました。しかし、やはり一番の原因は、自分の筋力以上の負荷がかかると痛めてしまいます。膝の痛みを防ぐには、脚の筋肉も鍛える必要がありますが、ふくらはぎを鍛えるほうが重要だと考えます。