頭痛について
頭痛になったことはない人はいても、頭痛という言葉を知らない人はまずいません。 それほど頭痛というのは世間に知れ渡っています。しかし、頭痛になったら「何科に行けばいいのか」、 「頭の中に何か異常があるのかな」と不安も多いと思います。頭痛で一番大切なことは、命にかかわるか、 かかわらないかの判断なのです。
命にかかわる頭痛
命にかかわる頭痛として、脳内出血やくも膜下出血、脳腫瘍があります。
特徴として
1、突然激しい頭痛が起きる。
2、今まで経験した事のない頭痛。
3、目が見えにくくなったり、手足が動かしにくくなる。
4、朝や夜中に頭痛で目が覚める。
5、頭痛のほかに、めまいやはきけが起きる。
などがあります。これらの症状があれば脳外科に行く事をお勧めします。
命にかかわらない頭痛
頭痛で病院を訪れるひとのほとんど(約99%)はこちらに属します。 最も多いのが筋肉の緊張による頭痛です。一番なじみのある片頭痛はそのうちの1割ぐらいです。 筋肉の緊張性の頭痛でも片頭痛と思っている人は多いですが、大きな違いがあります。 片頭痛の多くは頭の左右どちらかにおこり、血液の流れが活発になり起こるので脈を打ついたみがあります。 またお風呂にはいったり、お酒を飲んだりすると悪化するのが特徴です。
筋肉の緊張性頭痛は、締め付けられるような痛みで、後頭部や前頭部などに起こります。
1、デスクワークをしている人
2、肩こりがある人
3、腰痛がある人
4、眼が疲れやすい人
5、運動不足の人
6、ストレスのたまりやすい人
などが当てはまります。この頭痛は医者に行っても薬を処方されるだけで根本的な解決にはなりません。 しかも長年頭痛薬を飲み続けていることにより、薬が効かなくなったり、副作用により他の所が悪くなる可能性が高いです。
また筋肉の緊張性の頭痛は、単に肩や首の問題だけとは限りません。腰部や腹部の筋肉の問題で起こることもしばしばです。
これらの頭痛は病院に行っても根本的な解決にはなりません。カイロプラクティックでの治療をお勧めします。